ワイルドキャット再現セット購入者様向け アフターサポート

ワンダーフェスティバル

こんにちは、もちのです。
ここではWF2024sで当ブースにて「ワイルドキャット再現セット」をご購入頂いた方へ向けてのアフターサポートページとなります。

制作時の参考にして頂ければ幸いです。

まずはパーツチェック

とにもかくにも、まずはパーツチェックをお願いします。
パーツ請求対応の期間はディーラーさんによりマチマチですが、当ディーラーでは少し長めに一か月の期間を設けています。
梱包には細心の注意を払っていますが、パーツの重複、欠品など可能性はゼロではないので必ず期間内のチェックと請求をお願いいたします。

また、パーツリストの記載で一部わかりにくい部分がありましたので補足です。
赤マルで囲っているパーツは二の腕の装甲に取り付ける装飾パーツで、パーツリストには向きが反転した状態で記載されていたため、別パーツのように見えますが実際は同じパーツになります。
片腕で二個必要なので合計四個同じパーツが入っています。不足している場合はご連絡ください。

赤マルで囲ったこの部分のパーツになります。

関節用 出力品パーツの組み立てとコツ

ワイルドキャット再現セットの関節パーツはUniformation製の「高剛性レジン」を用いた光造形出力品です。
高耐久で外圧からの形状変化に強い機械部品向けのレジンです。
とはいっても取り扱いや組み立ては通常の出力品キットと特に変わりません。
切削やヤスリがけ、塗装も問題なく行うことができます。

高剛性レジンで出力した関節用パーツ

まずはサポート材をしっかり取り除く

きちんとした可動関節にする為、大前提としてサポートはしっかり除去してください。
サポ自体は細いのでネジってもいでも問題ないですしニッパーで切り取っても大丈夫です。

残ったサポート痕はやすり等でキチンと均してください。
サポート痕が残っていると、可動部を阻害する可能性があります。

肩ブロックを構成する3パーツの処理が終わりました。

シリコーングリスを塗布してスムーズな可動ができるようにする

関節パーツは若干タイトに調整している為、可動部にはシリコーングリス(機械油)を塗布してスムーズな可動を促してあげる必要があります。何も塗らないまま嵌めると最悪破損するので、できれば用意してください。(エアブラシの掃除セットについてるグリスも多分使えなくはない…かも。ただし自己責任です)

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中身はやや黄みがかった透明のグリスです。

各可動部の軸と受け穴部分両方にまんべんなく塗布してください。
ナイロン製の筆、もしくは綿棒などを使うといいと思います。

インスト通りの向きにグリグリと回しながらパーツを嵌めていきます。
組付け後も何回かパーツを回してグリスを馴染ませるようにしてください。

反対側も同様の手順で嵌め合わせます。

次に二の腕フレームもサポートを処理して、肩ブロックの軸と二の腕フレームの軸受け穴にもグリスを塗ります。

グリグリと回転させながら肩関節ブロックと二の腕フレームを接続します。

肘フレームの軸と受け穴にも同様にグリスを満遍なく塗布して組み立てます。

完成したフレームにレジンキャストのパーツを取り付けるとこのようになります。
二の腕の外装パーツを被せたときに若干スキマができるのは仕様です。
装甲を被せてる感を出したくてあえてこのようにしましたが、気になる人は1㎜プラバン等で幅増ししてください…

肩のサイドアーマー取り付け

サイドアーマーの取り付け用ジョイントですが極小パーツな上、向きがあるので下記の図を参考に組み立ててください(肝心の向きの部分を説明書に記載し忘れていました…)

下穴をベースにピンバイスで1㎜に穴を広げました。

正しく取り付けるとこのようになります。
サイドアーマーの接続ジョイントの向きが上下逆だとサイドアーマーとエクステンション基部のパーツが干渉するので向きに注意してください。
今回試験的にこの設計にしましたが組立と強度の両面で不安があるので69式フルフレームを出すとしたら設計し直すべきかなと思っています。

なお、サポート期間の間に購入者様からの質問や組み立ての補足がありましたら随時追記する場合があります。
今回のサポートからフィードバックし、次回の商品に活かしていきますので何卒よろしくお願いいたします。

それでは。

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